2006.6 ~小学生なりの悩み~
" 今日はAちゃんと、ケンカした。今日のはうちが悪かったから、明日朝一番に謝ろうと思います。 (2006.6.6) "
「親友とのケンカ」は、誰もが経験をしたことがあるのではないでしょうか。
私も小学校6年生の時に、大親友を傷つける一言を言ってしまったのがきっかけで、その親友から「シカト」され、仲良しグループから「ハブられた」経験があります。(朝一番に謝ったけど、許してもらえなかったんですね)
期間としては1ヶ月、終わりが見えない地獄みたいな日々だったのをなんとなく覚えていて、日記にも「学校を休んだ」、「学校に行きたくない」、「先生と話し合いをした」、「誰にも相談できない」なんてことが書いてあります。
壊れるのは一瞬、修復するにはとてつもなく時間がかかることを学びました。
もっといろんな感情が渦巻いてたはずなのに、ここでさらっと書けちゃうのは、
「辛かった経験のはずなのに、忘れちゃってる」からなんですね。
「忘却は人間の最大の能力である」
「忘れる」ということは自分を守り、勇気や新たな挑戦心をもたらす人間特有の能力だとか。
確かに、時間が経って「忘れる」ことができるからこそ、気付いたら笑顔が戻ってくるのでしょう。
「忘れる」能力がなかったら、私は過去のトラウマに支配され、友達を作ることに臆病になっていたかもしれません。
「忘れること」ってなんとなく悪いことかと思っていたけど、大切なスキルの一つなんですね。
とはいえ、「辛いことを乗り越えた経験」というのは
体を張って、心を削って乗り越えた部分も必ずあるし、
そんな自分をよしよししてあげたいので、
これからはその時起きた事実だけではなく、感情も記録しておこうと思いました。
辛かったことを鮮明に思い出す必要はないけれど、
当時の気持ちと今の価値観がどう違うか、なんかを考える材料になるのも、日記をつける魅力の一つかもしれません。
to be continued...