ぺこさんの梨タルト

日本とアメリカを行ったり来たりするアラサーが、小6から毎日つけている自分の日記を読み返し、コメントするだけのブログです。

2014.12 ~チキるのはこれで最後~

"留学先、ニューヨーク州立大学アルバニー校だった~

最初落ち込んだけど、アメリカフツーに楽しみだわ(2014.12.1)"

 

早稲田大学国際教養学部は、

一部の条件を除いて、学部生全員が

1年間の交換留学に行くことが必須となっています。

 

TOEFLのスコアと、1年目の春学期のGPAをベースに

第1~7希望を書くことができ、そこから選ばれるシステムです。

必要な大学は、別途志望理由書がありました。

 

私の留学した20015年度の留学プログラムは

大きく分けて3つにカテゴライズされます。

(2021年時点では名称が変わっているようなので、

詳細は国際教養学部のサイトをご覧ください。)

 

EX:現地の学生と通常科目を履修(100%外国語)

  募集枠1~3人

  学費は早稲田大学に支払い、留学先では免除

 

ISA:現地の学生と通常科目を履修(100%外国語)

  募集枠~15人

  学費は留学先に支払い、早稲田大学分は免除

 

TSA:外国語学習を中心としながら、

    語学レベルに応じてテーマに基づいたカリキュラムを履修(語学メイン)

    学費は留学先に支払い、早稲田大学分は免除

 

留学先にもよるのですが、

EXプログラム(早稲田に支払い、留学先では免除)の方が、

学費におけるコストは抑えられる印象です。

 

アメリカに住んだ経験があり、

英語もそこまで問題のなかったため

第1~3希望はスウェーデン(EX)を、

第4~6希望は住んだことのないアメリカ西海岸の大学(EX)を選びました。

 

そして第7希望を選ぶ際、チキったのです。

 

EXプログラムは募集人数1~3名ということで、

もしTOEFLのスコアやGPAが足りず、

学内選考に落ちてしまったら秋学期スタートの留学を

半年ずらし、再度選考の上、春学期スタートにする必要があります。

同学年の友達と同じ時期に留学に行けなかったらどうしよう!

という思いがよぎり、募集人数~15のTSAプログラムを

第7希望に組み込みます。

これがNY州立大学アルバニー校です。

 

しかもNYという名前だけで選んだわけですが、

アルバニーっていわゆるマンハッタンからものすごく離れています。

バスで3時間半、ボストンに近く、

冬は極寒のマイナス10度になるような場所です。

もうちょっと調べれば良かった...

詰めが甘い性格が、ここでも発揮されたようです。

おかげで冬は乾燥で唇はガサガサ、

顔に当たる風がもう痛いくらい寒かったです。

ついでにISAプログラムだったため留学先に学費を払う必要があり、

出費が無駄にかさみました。

お父さんごめんなさい。

 

ということで、当時の日記には落ち込んでいた様子が書かれているのですが、

実際は巨大&ギリシャの神殿のようなキレイな校舎で、

色々な人に出会い、経験をすることができたので、

総じて勉強になった留学でした。

 

ただこの留学先学内選考の経験をもって学んだことは、

だめだったらどうしよう、とリスクヘッジをしすぎない重要さです。

 

秋学期に行けなかったら嫌だから、

第7希望になる確率の方が低いから、

と悪い意味でのリスクヘッジをしたのです。

 

チキっても何もいいことはありません。

仮に失敗したら、縁がなかったと言い聞かせればいいだけの話なのです。

 

チキるのはこれで最後...そう心に誓いました。

それにしてもチキるって死語ですね。

 

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これが校舎です。冬学期は噴水が閉じています。噴水の意味!

to be continued...