2013.1 ~中国人の友達~
"今日はHちゃんと中国と日本について語った~
Hちゃんのお父さんは、私のことキライらしい、ショック(2013.1.14)"
アメリカ生活の中で特に感謝していることは、
この中国人の友達Hちゃんに出会えたことです。
転校したばかりの頃、
ESOL(英語が母国語でない学生のための、国語の授業)で
出会ったのですが、それからとても仲良くしてもらい、
高校生活の大半を一緒に過ごしました。
この日は彼女の家に夜ご飯を食べに行き、
中国と日本の違いから歴史まで、
自分の知っていることを話したり、
自分の思っていることを話したのです。
これって仲が良くないと、あまりできないことだと思っています。
当時どんな話をしたか具体的に覚えていないのですが、
Hちゃんの家族、特におじいちゃんおばあちゃんの世代や、
中国に住んでいる期間の長いお父さんは、日本や日本人が嫌いとのこと。
初めはショックでしたが、自分の祖父母もその気があるなとか、
父も海外駐在をしていなかったら保守的な考えのままだっただろうなと
考え直すことができました。
でも、Hちゃんのお父さんには車で送り迎えをしてもらったり、
ご飯を食べさせてもらったり、
お弁当まで作ってもらったこともあったので、
ショックが大きかったです(笑)
そして、この日私が学んだことは3つありました。
今の考え方にも通ずる大きな気づきです。
1. 相手の話を聞く時は、理解しようとする気持ちを持つことが大事
相手の話を遮らない、自分だけの価値観を押しつけない、
少しイラッとすることを言われても、冷静でいることを忘れないということが、
相手や異文化を理解する上でとても大事だと思いました。
このスタンスってコミュニケーション全体に対して
当てはまることかもしれません。
2. 自分の国について知らないこと/意見がないことが多い
私は日本の歴史と政治について知らなすぎる、と痛感しました。
知らないから意見も持てず、話にならない...
ここを改善していかないと、
グローバルな環境で対等に話ができないと感じました。
3. お互いをリスペクトする気持ちがあれば、どんな人とも良い関係性を築ける
自分が偏見/過激な意見を持っていても、
友達でいたいという気持ちや、
相手をリスペクトする気持ちがあれば、
今回のような話し合いと、友達としての付き合いは別物として捉え、
仲良くし続けることができる、ということを実感しました。
勉強不足だった私は、中国についてニュースで見る内容しか理解しておらず、
Hちゃんに会わなければ中国に対する私の偏見は続いていたと思うのです。
そう考えると、無知は恐ろしいと思いました。
今年の5月から、またアメリカに留学に行くので、
この日の気づきを忘れずに、
アメリカにいる、世界中の学生と色々な意見を交換し、
勉強をしたいと思います!
to be continued...