ぺこさんの梨タルト

日本とアメリカを行ったり来たりするアラサーが、小6から毎日つけている自分の日記を読み返し、コメントするだけのブログです。

2006.12 〜抜き打ち持ち物検査の恐怖〜

“今日は、朝会の後、持ち物についての、学年集会があった。ヤバかった…(2006.12.4)”

 

学年集会とは、同学年の全クラスが集まり、イベントの発表や、連絡事項の確認を定期的に行う集会のこと。

 

読書感想文のコンクール入賞者の発表や、リレーの選手の選定等、楽しい会もあれば、

いじめについて考えるシリアスな会になる時もありました。

 

この日は「抜き打ち持ち物検査の発表」という、

ルール違反をしていなければ片目をつぶって聞いていられる話題だったようです。

 

しかし日記に残されている通り、私は心当たりがありすぎて、どれを指しているかわからない。

もうドキドキが止まりません。

 

持ってきてはいけないのに、

こっそり持ってきていたものリストは以下の通り。

 

・ミサンガ: アクセサリー類全般がダメだった中で、せめてもの抵抗でミサンガをつけていた。なんなら、友達にも作ってあげていた。6年2組の女子でミサンガを着けていた人は、約半数が私からの布教の賜物であったと言っても過言ではない。

 

・鉛筆型のシャープペンシル: 6年生になっても四角い箱の筆箱と、鉛筆を使わないといけないような私の学校。

こちらもせめてもの抵抗で、”鉛筆型のシャープペンシル”を使うことが流行っていた。

こっそりペン先を隠しながら受ける授業。フツーに鉛筆を使って書いた方が早い。でもシャープペンシルを使いたい。何日経っても鉛筆の長さが変わっていなければ、その子は鉛筆型シャーペンを使っている可能性が高い。

 

・子供用ケータイ: 私の学校はケータイ電話の持参も固く禁じていた。

しかし、塾や、習い事に通う6年生の多くが子供用ケータイを持っていた。

下校中に衝撃でランドセルがパカっと開き、ケータイが中から滑り落ちたのが最後。後輩に目撃され、先生にチクられたことがあった。以降、後輩との関係がギクシャクする。

 

私の学校(国立)は、そこそこ規則が厳しかったのではないかと思います。

ランドセルや筆箱は、

男子は黒、女子は赤

キャラクターものは一切ダメで、傘は絶対黄色。

 

そのような社会の中で、ルールをちょっと破り、大人になったようなドキドキ感を求めていたようです。

かわいいもんですね。

 

小学生の時、しこたま先生に怒られた私は、中学生以降優等生のようにルールを守るようになります。

反動ってやつですかね。

 

時には子供のように、ちょっとしたルール違反(人に迷惑をかけない程度)をした方が人生楽しいんだろうな〜〜

 

大人ができるルール違反ってなんだろう。

考えてみます。(お菓子の爆食いとか?)

 

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懐かしの鉛筆型シャープペンシル。今でのあるのかしら...

 

 

 

 

 

to be continued...