ぺこさんの梨タルト

日本とアメリカを行ったり来たりするアラサーが、小6から毎日つけている自分の日記を読み返し、コメントするだけのブログです。

2016.11 ~先行投資~

"今回のボスキャリ、面接練習できたし、体力ついたし、

人混みにも慣れたし、本当に来て良かった。

就活楽しめそうな予感!(2016.11.19)"

 

ボスキャリ(ボストンキャリアフォーラム)とは、毎年11月末に行われる、

アメリカ留学生を対象にしたキャリアフォーラムです。

3日間に渡り、説明会や面接が行われ、

早ければこの3日以内に内定が出ることもあります。

 

私は2016年11月時点では日本にいたのですが、

留学経験がある=ボスキャリの参加資格はあるため、

日本からわざわざボストンに行きました(笑)

 

時差がある中で面接を受けたり、

ホテルでESを修正したり、

体力的には結構大変だったのですが、

日記に書いたとおり参加してよかったなと思いました。

 

私は日本から行った組だったので、

最初はそもそも行くかどうかも迷っていました。

するとゼミの先輩(ボスキャリに日本から行った人)から、

日本から行く場合飛行機代や、ホテル代がかかるため

行かない選択をする人もいるけれど、

この15~20万は初任給で絶対返せるから、

親に借りて行くのも悪くない、と言われました。

 

確かにそうだなと思い、行くことを決めてからは

ESを何度も修正し完成させ、

面接準備や業界研究にも力を入れました。

11月末にボスキャリが開催されるので、

準備は10月にはスタートさせていました。

 

ここでESをほぼ完成させていたため、

本番の就活スタート時点(翌年の3月)では

ESを新たに書く必要はありませんでした。

スーツで1日中いることも慣れていたので、

気持ちだけでもリラックスできました。

 

ボスキャリの期間中は内定が出なかったのですが、

日本に戻ってきてから何度か面接をし、

12月中にはいくつか内定を持っていました。

なので、3月スタートの本番では、本当に興味のあるところに絞って

就活を進められたのもよかったです。

 

この5月から私はアメリカの大学院で2年間勉強しますが、

学費&生活費がとても高く、修了直後は貯金が0(むしろマイナス)に

なっているはずです。

金銭面でとても怖い部分はありますが、

これは先行投資、数年後にはこれまでの3倍儲ける!

という意気込みで挑戦するつもりです。

 

先陣を切ってアメリカに渡った人達の言葉を信じて、

チャレンジしたいと思います。

 

to be continued...

 

2016.10 ~空港アルバイト~

"今日はバイト初出勤~眠すぎて男子トイレ入っちゃった(笑)(2016.10.5)"

 

私は①サンリオが好き、②英語を使いたい、

という理由から、羽田空港内のHello Kitty Japanというお店で

アルバイトをしていた時期がありました。

この日はアルバイト初日だったのですが、日記の通り

眠すぎて間違えて男子トイレに入ったようです...

誰もいなくてよかった...

 

羽田空港は家から近いわけでもなく、

1時間半程の通勤時間をかけて、通っていました(笑)

でも空港内で働いている自分に酔っていた部分もあり、

結構楽しかったです。

 

アルバイト/社員用の女性休憩室では、

ヒールを脱ぎ、机に突っ伏して仮眠している姿がよく見られました。

空港内で働いている女性はキラキラして見えていたのですが、

ずっとヒールで立ちっぱなしだったり、

お客さんと直接関わる仕事のため

常に気を張っていないといけないものなんだなと実感しました。

裏側ではみんなお疲れモードです。

 

それでも旅立つ前の旅行客や、

誰かの帰りを待つ家族の人達を見ると、

空港って本当に色々なストーリーのある場所だなとほっこりします。

「孫が海外から一時帰国するから、お土産を買おうかと。

どれがいいかしら?」と一緒にグッズを選んだこともあります。

 

早くコロナが落ち着き、

たくさんの人が国内/海外旅行ができるようになってほしいなと思いました。

 

to be continued...

 

 

2016.9 ~仕事に関する軸~

"今日から○○(アパレル企業)でインターンシップ開始!(2016.9.5)"

 

一番初めに参加したインターンシップは、

アパレル企業の1週間のプログラムでした。

元々服作りに興味があったので、応募したのがきっかけです。

 

内容はマーケティングの仕組みの講義や

製造工程の工場見学、販売シミュレーションのグループワーク等でした。

興味のある分野だし、初めてビジネスというものを

具体的に学ぶことができたので、

有意義な1週間だったのですが、

同時に趣味や好きなものを仕事にすることについて葛藤を感じました。

 

講義を行ってくれた社員さんが

「服は生鮮食品で、賞味期限がある。

流行が終わったり、新しい機能の物が出てきたら、

古い服はマーケットに出せない」とおっしゃったからです。

 

私は古着が好きだし、

祖母のブラウスをリメイクして着ることもあります。

昔から受け継がれる服には、その時着ていた人の想いが詰まっているので、

時間が経つほど、服に深みが出てくると思うのです。

 

確かにビジネスとして利益を出すためには、

売れる服を、効率的に生産する必要があります。

流行を反映させ、コスパよく製造し、

世間の注目が薄れてきたら、次の機能を求めてまた製作する。

 

自分の大切にしてきたポリシーと、

ビジネスに落とし込むことのギャップを感じたので、

アパレルは向いていないなと感じました(笑)

 

就活の業界研究や、インターンシップの参加は

興味のある分野から探し始めると分かりやすいですが、

どんな働き方をしたいのか、社会にどんな影響を与えたいのか、を軸に、

そしてその軸はぶらさずに進めていくと上手くいくような気がします。

 

to be continued...

 

 

2016.8 ~個性を出したい~

"今日はロレアルのOG訪問~強烈だったけど、ためになった!

個性大事なんだなーと。

日本は生きにくいと思ってたけど、それは自分で

そうしてるだけなのかなとも思った(2016.8.3)"

 

日本に帰国し、早速就職活動をスタート。

まずは見様見真似でOG訪問をしました。

 

最初に話を伺ったのは、ロレアルの女性社員。

リクルートスーツに身を包み、

就活用の髪型とメイクで臨んだのですが、

会った瞬間に言われた言葉が「個性が見えない」でした。

そりゃそうでしょうよ、就活だもん。

 

ロレアル含む化粧品、アパレル業界では、

今日のテーマや特徴は何?と聞かれた際、

自身を持って答えられるこだわりを持っておく必要があったみたいです。

ロレアルの社員さんには、

リップだけ赤くするとか、個性を発揮しないとだめよと教えてもらいました。

 

私は日本で小学生、中学生生活を送ったのですが、

なんとなく「出る杭は打たれる」雰囲気があった気がします。

友達からなのか、先生からなのか、

誰からこの圧迫感が漂ってくるのかわかりませんが、

とにかく人と同じことがイヤだったり、

自信のあることは主張したいタイプだった私には、

窮屈な感じがしたのです。

 

しかし、このロレアルの社員さんの一言で、

どこにいても自分らしくいていいんだ、とか

ロレアルという外資ではむしろ個性をアピールしていかないと

生き残れないんだと感じました。

 

プライベートでは好きな格好をしたり、

個性を出せていると思うのですが、

仕事となると話は別。

どこにいても、何をしていても、

他人に迷惑をかけない程度に、個性を爆発させていきたいものです。

 

to be continued...

 

 

2016.7 ~西海岸の暮らし~

"今日はRちゃんとカフェに行って勉強して、

夜はJちゃん、Hちゃんも加わって韓国料理!

楽しかった~こんな生活したかった!(2016.7.13)"

 

前回の記事に引き続き、

私がUCLAで5週間のSummer Sessionに参加していた時のことです。

 

UCLAにいる間は英語しかしゃべらないようにしよう、と心に誓い、

なるべく外人の友達を作るようにしたところ、

2週間も経つ頃には現地の友達とカフェで勉強をしたり、

ドライブやご飯を食べに行く仲になることができました。

(日本語クラスのボランティアをしたり、

高校時代の日本人の友達と会ったりもしたので、

少し日本語をしゃべっているのですが、そこはご愛敬...)

 

実は2015.8~2016.5までのアルバニーの留学では、

日本人の学生と一緒に授業を取ったり、

遊んだりすることがほとんどでした。

こんなハズじゃなかった!という思いから、

UCLAではなるべく英語漬けですごそう、と意気込んでいたのです。

 

アルバニーに留学していた時、日本人のコミュニティに

どっぷり浸かってしまったのは、

自分の意思が弱かったせいなのですが、

同時に何のために留学に来ているんだろう?

これだと早稲田の国際教養学部

英語の授業を受けているのと変わらないじゃん!

と思ってしまったのです。

 

そこでの後悔を晴らすために今回参加した5週間の

Summer Sessionですが、ほぼ英語で過ごしたため、

若干英語力が上がった、スムーズにしゃべれるようになった

気がしました(笑)

 

今まで東海岸のNYや、南部のGAにしか住んだことがなかったので、

LAの年中暖かい気候や、アジア人の多さ、

アジア系スーパーが多くて便利なところ等、

同じアメリカ内でもこんなに雰囲気が違う、ということを

体験することができました。

 

また、東海岸の人は若干冷たいのに対し、(もちろん全員ではありません)

西海岸の人はおしゃべり好き、誰にでもよく話しかける印象があります。

アジア人の自分にとって、こんなに住みやすい場所があるんだと

思ったのもこの時でした。

私の経験上だけの話ですが!

 

一番自分に合っている、住みやすい場所ってどこなんだろう。

私は今も模索中です(笑)

 

to be continued...

2016.6 ~ジェンダーフリーのトイレ~

"ユニセックスのトイレある、すごー(2016.6.21)"

 

6月に入り、私はUCLAのSummer Sessionに参加していました。

Summer Sessionトは夏休みを利用して開講される授業で、

単位を早く取りたい学生や、

他大学で単位を取り、元の大学に単位変換をする学生を対象に

行われるものです。

 

私は単位変換をする必要がなかったのですが、

UCLAで学生生活を一度送ってみたいと思い、

Design Cultureの授業と、日本語クラスのボランティアを行っていました。

 

そしてUCLAで初めて、ユニセックスのトイレマークを発見したのです。

多分色々なところにあるのでしょうが、

今まであまり注目していなかったので、

このマークはなんだろう?と不思議に思いました。

 

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確かこんなマーク

 

最近のトイレは「誰でもトイレ」という名前が付いていたり、

女性用/男性、女性用と2つあるところが多いですが、

日本ではまだこのマークを見たことがないと思います。

 

このマークは女性、男性で分けるのではなく、

同じような感覚で別の性別があるということを

表している気がします。

もっと全国で普及してほしいなと感じました。

 

余談ですが、私は洋服屋さんのゲイのお兄さんが大好きです(笑)

試着した時に、似合う似合わないをストレートに教えてくれるので、

自分の女友達よりある意味信用してしまいます(笑)

そして、これにはこんなスカーフが似合うんじゃない?

髪型はアップがいいわね!

みたいな感じで、買う本人よりテンション上げ上げで

アドバイスをくれるのです。

 

アメリカ人の友達も、よくゲイの友達と

下着や化粧品を買いに行くと言っていました。

自分よりよっぽど下着や化粧品に詳しく、

一緒に行くと楽しい&勉強になるそうです(笑)

 

何事も極めている、深く興味を持っている人って

素敵に見えますよね。

自分も何かについて語れるようになりたいなと思いました。

 

to be continued...

2016.5 ~アメリカでインターンシップ~

"インターン初日!緊張してめっちゃ早く起きたけど、

めっちゃ眠い(2016.5.16)"

 

留学生活の終わった5月から

早稲田での新学期が始まる9月まで時間があったので、

アメリカにある日系企業インターンシップをすることにしました。

今日はその初日です。

 

主な仕事は商品の展示会に向けて、

イベントブースのデザインを検討し、発注すること。

エクセルでデザインを描いたり、

英語で見積もりを取り寄せたり、

少しだけ社会人を経験させてもらいました。

 

インターンシップを通じて得たことは、

仕事の経験もそうですが、

アメリカで日本人として働くとは?

という話を色々な人に伺えたことです。

 

特にカリフォルニアは家賃も高く、

独身であれば大人でもルームシェアをしている人がほとんど。

また会社にVISAのサポートをしてもらいながら働くということは、

やはり大変なことであり、

日本で働く方が手続き/金銭面で楽なんだろうなと思いました。

 

そんなデメリットを抱えてでも

アメリカで働かれている皆さんの話や価値観は、

やっぱり面白かったです。

 

1年住んだら日本に帰国しようと思っていたのに、

外人の旦那さんと結婚されたYさんや、

日本で仕事の知り合いにプロポーズされ、

国際結婚をし、アメリカに移住したNさん。

 

皆さんに共通していることは、

「試してみてイヤだったらやめる」というポジティブさだと思いました。

少し楽天的でないと、異国の地に移住と考えた時に

やっぱり不安が勝ると思うのです。

 

反対に言うと、日本という

いつでも帰れる/帰りたくなる国に生まれたのもラッキーだなと思いました。

 

何事も挑戦あるのみ!

イヤだったら切り替えればいいのです(笑)

 

to be continued...